気になるポイント!リフォーム費用や窓の選び方は?
「よし!うちにもインナーバルコニーを!」と決心したら、次に直面するのはリフォーム費用。そしてどんな素材を選べばよいのかも気になりますよね。せっかくだから窓にもこだわって、素敵なバルコニーを作りたいですよね?
自分好みのインナーバルコニーを予算内で作るために、知っておきたいポイントをご紹介します。
インナーバルコニーのリフォーム費用
普通のバルコニーの2倍以上の費用がかかると言われているインナーバルコニーですが、今あるバルコニーをインナーバルコニーにする場合、リフォーム代は1坪当たり45~50万円前後です。
また、洗濯物を干すスペースやガーデニングをするためのスペースを室外に確保したい場合は、部屋の一部を利用してリフォームすることも可能です。
大きな窓があれば、そこに間仕切りの壁を設置して、インナーバルコニーにできます。施工費は1坪当たり25万円前後になります。
インナーバルコニーのリフォーム例としては、2階の洋室をウォークインクローゼットとインナーバルコニーに改装し、インナーバルコニーに物干し器具を設置したりします。
よくある事例としては、リビングの一角にインナーバルコニーを設置したり、リビングと隣接する和室をリビングと一緒にして、少ないスペースをインナーバルコニーにするといったリフォームです。
インナーバルコニーの窓はどうする?
インナーバルコニーは外観がおしゃれなだけでなく、バルコニー壁をくりぬいて窓をフラットな形にするとおしゃれになります。
まるで額縁のようになり、外の緑や景色が絵画のような見えて、自然と共存しているような感覚になります。また部屋側の窓は、大きな透明ガラスにすると、部屋と一体感のある空間にできます。
また、インナーバルコニーを設置しようとすると、どうしても開口が大きくなりお部屋が寒くなってしまうというデメリットがあります。その場合は、二重サッシにすることで断熱性がアップします。
インナーバルコニーの活用方法!あなたの生活をワンランクアップ♪
インナーバルコニーを、何のために作ろうとしていますか?もしかしたら、まだあなたの知らない活用法があるかもしれません。事前に色々な用途方法を知っておくことで、より使いやすいインナーバルコニーを設置できるでしょう♪
現在インナーバルコニーを使っている人も、ぜひ参考にしてみてください。「こんなこともできるんだ!」と目からウロコの活用法をご紹介します。
①洗濯物干し
インナーバルコニーの使い方として、1番に考えられるのは何と言っても洗濯物干しでしょう。戸建てで洗濯機と洗濯物を干す場所が離れていると、重たい洗濯物を持って階段を上ったりしなければならない主婦は大変です。
インナーバルコニーの横に洗濯機がある間取りだと、洗濯機を回した後、すぐにインナーバルコニーに洗濯物を干すことができ、主婦の家事の負担を軽減できます。
また、インナーバルコニーの間取りに余裕があれば、布団が何枚も干せますし、雨が降っても奥まで影響することがありません。インナーバルコニーは、健康的に外干しし放題なので、外観もそれほど気にする必要がないこともメリットと言えます。
②テーブルと椅子を置いて贅沢な時間を♪
インナーバルコニーに何を置こうかと考えた時に、まず始めに椅子をテーブルを考えます。天気の良い日に好きな飲み物を持って、インナーバルコニーの椅子に座って、贅沢な時間を過ごすことができそうです。
椅子はガーデンチェアが手軽で良いかも知れません。また、ガーデンファニチャーなど庭園用のテーブルやベンチなどの家具にも様々な素材があり、自分好みの個性的な空間を造ることができます。
③ゆったりガーデニング
インナーバルコニーの使い方で、ガーデニングが目的で設置したという人も多いでしょう。
インナーバルコニーはベランダよりも広くて、直射日光の当たりにくいため、植物を育てるためには良い環境です。自分好みに棚をレイアウトしたり、壁に植物をはわせたりして楽しむ使い方ができます。
しかし、インナーバルコニーでガーデニングをする場合は、水漏れや排水口が詰まったりしないように管理する必要があります。
④ソファでくつろぐ夢のハンモックも◎
インナーバルコニーを1つの部屋として利用する使い方もできるので、ソファをおいてゆったりとくつろげる空間を作ることができます。ラグを敷いておけば、リビングから素足でインナーバルコニーに行けます。
また、インナーバルコニーの両端に金具をつけて、ハンモックを吊り下げればお天気の良い日に、読書やゆらゆらお昼寝もできます。また、ハンモックの金具に洗濯用ロープを結べば、即席の物干しスペースに早変わりします。
⑤バーベキュー!雨の日もOK
広いインナーバルコニーの使い方として、家族や友達を呼んでバーベキューを楽しむことができます。せっかく予定していたのに、雨で中止!という残念なことにもなりません。
人数が多くても、すぐ隣がリビングの場合は心配ありません。また、床に天然木ウッドデッキを使用すると、腐食しないようにメンテナンスが必要になりますが、最近人気の樹脂製のウッドデッキを使用すれば、お手入れが楽になります。
⑥ペットの遊び場
犬を飼う場合、大型犬だと室内飼いが難しいですが、インナーテラスを使用してぺットの遊び場としても利用できます。室内飼いでありがちなダニや臭いも解消できるため、ペットにも快適な環境になります。
インナーバルコニーをペットの遊び場にして、アクティブな空間として使用している人が多く、愛犬の足の負担を少しでも軽減したり、愛犬がより過ごしやすい環境にしようと、リフォームを決意する人もいるようです。
⑦段差を設けて別の空間に
インナーバルコニーと隣接する部屋を、バリアフリーにする使い方もありますが、一段高くしたり床の高さを変えた使い方で、まったく別の空間を造ることができます。
また、インナーバルコニーとの段差がちょうど良いベンチのような高さになる場合もあります。インナーバルコニー側を高くした場合と低くした場合では、バルコニー側から部屋を見た時も逆の場合も少し印象が変わります。