この事件を担当していた森野は、異口の逮捕後に冤罪を疑い、捜査を続けて異口が犯人ではないことを確信しましたが、絶望した異口が自白をしたことで捜査は終了。異口は裁判にかけられ、収監されることになりました。

 事件の真相に迫りながら無実の人を刑務所に送ってしまった森野。異口にたたきつけられた「卑怯者」という言葉が胸に刺さり、それ以降イップスに。ミコさんも、自分の書いた小説が実際の殺人事件に使われたことが原因でイップスになったのだそうです。

 森野とミコさんは、イップスを克服するためにも、この事件の真犯人を探すことを決意します。というお話。大筋としては、けっこうおもしろい感じです。