◆朝食が米食の子どもは、パン食よりも脳の成長が優位である
まずはふりかけごはんの話に入る前に、子どもがお米を食べるメリットについて、JA全農が運営するサイト「NO RICE NO LIFE」で解説されていたある研究結果を紹介したいと思います。
東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太教授らの研究において、朝食に白米ごはんを食べている子どものほうが、パンを食べている子どもよりも、脳細胞が成長し認知機能が高いというデータが明らかになりました。
この結果の原因としては、白米ごはんの方がパンを食べた時よりも血糖値の上昇が小さいこと、脳の成長を抑える脂質がパンより少ないことが考えられるとのこと。
子ども達にとって脳や体のエネルギー源となる糖質を効率よく取り入れられるのは、お米を食べるほうだということなのです。
つまり、ごはんを食べるきっかけとしてふりかけが存在するのであれば、朝のふりかけごはんは、子どもの脳の発達のために有意義なメニューと考えることができます。