4. 六義園(東京)
日本庭園の六義園(りくぎえん)は、江戸時代中期、5代将軍・徳川綱吉(とくがわつなよし)からの信頼が厚かった川越藩主・柳沢吉保(やなぎさわよしやす)によって築園された大名庭園です。秋になるといたるところで木々が色づき、穴場の紅葉の名所としても知られています。
毎年11月中旬から12月上旬には、紅葉にあわせて期間限定でライトアップも開催。大名庭園周辺や正門から入ってすぐのところにある内庭大門(ないていだいもん)の広場付近で、ライトアップしたしだれ桜やモミジを見ることができます。日中とは異なる、ロマンチックな雰囲気を堪能してみましょう。
5. 照葉峡(群馬)
俳人の水原秋櫻子が日本一の紅葉とうたった、みなかみ町にある絶景スポット。およそ5kmにわたる美しい渓谷では、秋櫻子が命名した大小11の滝を見ることができます。中でも中流域にある「つづみの滝」は、迫力ある光景が広がり、見所の一つに。
紅葉シーズンはとくに美しく見ごたえがありますが、駐車場および歩道はなく、車を走らせながら車窓から楽しむ穴場的なスポットとなっています。運転等に充分注意して、鑑賞を楽しんでくださいね。
6. 中津峡(埼玉)
中津川沿いにおよそ10㎞続く美しい渓谷・中津峡。特に秋の紅葉シーズンは、県道沿いに延々と絶景が続く、穴場的な紅葉の名所となっています。
見頃は、例年10月下旬から11月上旬にかけて。中でも、持桶女郎もみじが真っ赤に染まる様子は、中津峡を代表する紅葉の風景です。
周辺のお店では、紅葉のシーズン限定でこちらも珍しい猪の肉を煮込んだ郷土料理「しし汁」なども味わうことができますよ。
7. 月待の滝(茨城)
高さ17メートル、幅12メートルの天然の滝。水に濡れることなく、滝の裏側に入ることができることから「裏見の滝」「くぐり滝」ともいわれていて、穴場の観光スポットとなっています。
滝へと向かう道中にももみじがたくさん植えられており、秋の紅葉時期には圧巻の光景に。散策しながら、紅葉と滝の美しさを堪能できます。紅葉は11月10日頃から色付き始め、11月中旬〜下旬には滝周辺も鮮やかに彩られます。