◆活躍は藤原氏だけじゃない。謎の男や“クセ強”親王も

『光る君へ』第3話
『光る君へ』第3回(C)NHK
他にも、町辻で風刺劇を披露する散楽(さんがく)の一員で、まだ謎めいた存在の直秀(なおひで)を演じる毎熊克哉も魅力的。前クールのドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)で見せた、偏見まみれだけど素直な男性・笙野とのギャップを楽しませてくれそう。少ない登場回数にも関わらず、クセがありすぎる師貞親王(のちの花山天皇)を演じる本郷奏多など、大河らしく本当に多くの俳優陣が、作品の魅力を押し上げています。

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政治的な陰謀に、身分違いの恋、平安貴族たちの雅ながらドロドロしたストーリー展開から目が離せない2024年の大河ドラマ『光る君へ』。物語と同時に、推しメン探しも楽しんでみてはいかがでしょうか。

<文/鈴木まこと(tricle.ltd)>

【鈴木まこと】

tricle.ltd所属。雑誌編集プロダクション、広告制作会社勤務を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとして活動。日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間ドラマ50本、映画30本以上を鑑賞。Twitter:@makoto12130201