彼氏・彼女とバイクでツーリングに出かけてヘルメットを脱いだら髪がボサボサ、なんてことは嫌ですよね。 しかもヘルメットで抑えられていた分、髪型が直りにくかったりします。 そこで今回はヘルメットをかぶっても崩れにくい髪型をご紹介します。

ヘルメットをかぶっても崩れない髪型が知りたい

バイクや自転車に乗ってヘルメットをかぶると、男性も女性も、どうしても髪型が崩れてきてしまいます。髪型が崩れないようにワックスなどの整髪料でセットしてもぺったんこになってしまい、髪型がキープできない、せっかくかけたパーマもぺったんこになってしまっては台無しですよね。

そこで、ヘルメットで髪型が崩れないように髪型を維持できる便利アイテムや髪型が崩れない方法をご紹介します。

髪型が直らないのはなぜ?

ヘルメットをかぶると髪型が崩れてぺったんこになってしまいますが、髪型が崩れる原因は頭皮の水分が蒸発することが原因です。

特に夏場の暑い日には、ヘルメットの中がサウナのような状態になりますので、頭皮にびっしょり汗をかいてしまい、ますます髪型が崩れやすくなってしまいます。

ヘルメットで髪型をぺちゃんこにしないために

ヘルメットで髪型が崩れない方法は?男女別に崩れにくい髪型紹介!
(画像=unsplash.com/photos/Algo40PI79M、『lovely』より引用)

それでは、ヘルメットで髪型をぺちゃんこにしないためにはどうすれば良いのでしょうか?ヘルメットをかぶる時にやっておきたい準備についてご紹介いたします。

①洗髪する

ヘルメットをかぶっても髪型が崩れないようにするためには、バイクでツーリングに行く当日、ヘルメットをかぶる前に洗髪を行いましょう。髪型が崩れやすくなる原因は水分だけでなく、皮脂も原因のひとつです。

特に男性は女性に比べて皮脂の量が多いので、念入りに頭を洗うようにしましょう。余分な皮脂があると頭皮がベタベタするので、髪が根元から立ち上がりにくくなり、ぺったんこになったまま直りにくくなってしまいます。

シャンプーやリンスは無添加のものを使うと髪型がキープされやすくなります。女性用のシャンプーやリンスに多い髪の毛がフワフワ、サラサラになるものはおすすめしません。毛が細く、元々ぺったんこになりやすい人はリンスは使わなくても良いです。

とにかく、余分な皮脂を落とすことが大切です。

②髪を乾かす

バイクや自転車に乗ってヘルメットをかぶるときは、男性も女性も、ドライヤーで徹底的に髪の毛を乾かすようにしてください。髪の毛をあまり乾かさずに、ワックスを塗って髪型をセットしてヘルメットをかぶった方が髪型がイメージ通りに決まると言う人もいますが、この方法はおすすめしません。

ワックスと髪の毛の水分が混ざり合うと、髪になじみやすくはなりますが、ヘルメットをかぶると髪の毛の水分が蒸発しにくくなるので、ヘルメットの中がムレやすくなります。

そして、ヘルメットの中で髪の毛の水分が乾いたとしても、そのままヘルメットをかぶったままの状態でいると、髪型が潰れて崩れたままの状態で髪型が固まってしまいます。そうすると、ヘルメットを取ったときにはワックスで髪がベタついて、ぺったんこの頭になってしまいます。

このように、髪の毛を乾かさずにワックスを付けてしまうと髪型が崩れやすくなってしまうので、ドライヤーで徹底的に乾かすことが大切です。

髪を乾かすときに効果的なドライ方法は?

ヘアスタイルが崩れないために効果的なドライ方法は、ヘルメットをかぶった状態でも理想のヘアスタイルに近付けるようにドライヤーとヘアブラシを使うことです。例えばリーゼントの場合は髪の毛を乾かすときに耳の上を押さえ付けるようにヘアブラシで後ろに流すようにしてください。

また、トップにボリュームを出したいときは、鏡で髪型を確認しながら、ヘアブラシで髪を浮かせるようにします。ドライヤーで髪を乾かすときに温風しか使わない人も多いですが、これは効果的なドライ方法ではありません。

ヘアスタイルは温風の後に冷風を使うことで崩れない髪型に定着します。温風を当てながらヘアブラシを使い、髪を固めたい部分に冷風を当てると、ヘアスタイルが決まりやすくなります。

③時間を置く

髪の毛をドライしてヘアスタイルが決まると、ヘアスタイルを固めるためにワックスを塗りたくなると思います。しかし、髪の毛をドライし終わったら、少し時間を置くようにしてください。ドライし終わった頭皮はドライヤーの温風を当てたことによって汗をかいている状態です。

また、洗髪はお湯ですることが多いので、ドライした後はどうしても汗をかきやすくなっていますので、時間を置くことが大切です。頭皮を早く乾かしたい場合は、ドライヤーの冷風を髪型が崩れない程度に当てたり、クーラーの強風を頭に当てるようにしてください。

頭皮を指で触ってみて、サラサラの状態になっていればワックスを塗っても大丈夫です。

④ワックスは最小限に

ワックスを塗るときは、塗る量を最小限に抑えるようにしましょう。ワックスの量を最小限に抑えることで、髪がテカテカ光ることを予防することができます。また、ワックスを微量でも付けておけば、ヘルメットを外したときに手ぐしで修復しやすくなります。

手ぐしだけで直しにくい場合は、市販されている携帯用のワックスを塗っても良いです。ワックスは、水分を含まないマッドタイプのものがおすすめです。

⑤スプレーで仕上げる

ワックスの量を最小限に抑えるために、髪型が崩れやすくなるのが心配であれば、最後はスプレーでヘアスタイルを仕上げることをおすすめします。

スプレーはハードタイプでツヤのない物が良く、ワックスと同じように軽くかける程度で、普段より髪の毛から少し離してスプレーすると良いです。

⑥30分待つ

いよいよヘアスタイルが完成したらすぐにヘルメットをかぶりたいところですが、スタイリングが終わった直後は、ワックスやスプレーの水分がまだ髪の毛に残っている状態です。

水分を蒸発させると共に、ワックスとスプレーが馴染むことも考えて、30分はヘアスタイルをそのまま放置させておくと、髪型をキープさせやすくなります。

朝の時間を効率よく過ごすためにも、ヘアスタイルのセットを済ませてから、朝食をとったり出掛ける準備を済ませておくことをおすすめします。

⑦ダクト付きをかぶる

バイクのヘルメットにはダクトが付いたものがありますので、ヘアスタイルを崩したくない場合はダクト付きヘルメットをかぶることをおすすめします。バイクのヘルメットにダクトが付いていると空気の通り道ができているので、ヘルメットの中のムレが軽減されるようになっています。

ただしバイクのダクト付きヘルメットは高価なものが多いので、少しでもヘアスタイルを崩したくない人におすすめします。また、ヘルメットのかぶり方によって、髪型が崩れた場合も直しやすさが変わります。

ヘルメットをかぶるときには、できるだけ真上から優しくかぶるようにしてください。フルフェイスの場合は、サイドを広げながらかぶるようにします。

⑧ヘルメットインナーを付ける

ヘルメットインナーとは、バイクや自転車などのヘルメットの下にかぶるインナーキャップのことです。ヘルメットインナーをかぶることによって、髪型が崩れないようになるだけでなく、抗菌効果や吸汗速乾、清涼効果などの効果が付いたインナーキャップもあります。

ヘルメットとヘルメットインナーの組み合わせによって、かぶりやすい、かぶりにくいということがありますので、かぶりやすい組み合わせのものを選んで購入しましょう。

ヘルメットインナーの種類①水泳帽型

ヘルメットインナーの一般的な型が水泳帽型になります。フルフェイス、ジェット、ハーフヘルメットに適したヘルメットインナーです。

ヘルメットインナーの種類②帽子型

水泳帽型のヘルメットインナーにつばが付いたものです。つばが付いているので、日焼けを防ぐ効果があります。ハーフヘルメットに適したヘルメットインナーです。

ヘルメットインナーの種類③ニット帽型

ニット帽型のヘルメットインナーは耳に軽くかかるか、耳をすっぽり覆うタイプのものがあります。ヘルメットをかぶるときに耳がひっかからなくなるメリットがありますが、長時間ヘルメットをかぶっていると耳が圧迫されて痛くなる場合もあります。

フルフェイス、ジェット、ハーフヘルメットに適したヘルメットインナーです。

ヘルメットインナーの種類④ヘッドバンド型

頭に巻くタイプのヘルメットインナーです。目元に汗が垂れてくるのを防ぐことができます。フルフェイス、ジェット、ハーフヘルメットに適したヘルメットインナーです。

ヘルメットインナーの種類⑤日よけ帽型

首元まで保護してくれるタイプのヘルメットインナーです。フルフェイス、ジェット、ハーフヘルメットに適したヘルメットインナーです。