最も確執が深いとされていた香取は2020年にABEMAの生番組に出演した際、木村の主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)をチェックしていることが明らかになり、木村が劇中で見せていたポーズをマネする一幕があった。本当に確執がある相手なら主演ドラマをわざわざ観るようなことはないと思われるため、こちらもメディアで書き立てられていた対立関係はすでに解消されているのではと指摘された。
だが飯島氏とジャニーズ上層部、とりわけメリー氏との確執は根深く、それがジャニーズを退所した3人と残留した木村の間に溝を作っていた。しかし、メリー氏が2021年に他界したことで、両者の関係性に変化が生まれたのかもしれない。もともと飯島氏とメリー氏の問題でメンバー同士に深い確執はないとなれば、長年苦楽を共にした仲間の楽屋にあいさつに行くのは自然な流れ。「文春砲」にするほどの大ごとではないようにも思えるが、このタイミングで半年以上前の出来事が表に出てきたのは意味深だ。
このところSMAPをめぐる動きが活発化しており、4月末には、独立後もジャニーズ事務所と親密な関係にあるはずの中居が『まつもtoなかい』(フジテレビ系)のレギュラー化初回放送で香取と6年ぶりに共演。また、中居の体調不良により実現しなかったが、昨年12月26日に生放送予定だった『タイムリミットバトル ボカーン!』には1月期のフジテレビ系列ドラマの出演者が迎えられ、MCの中居と、『罠の戦争』主演の草彅の再会が予定されていた。
今月1日には、「SMAPの弟分」であるKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔がラジオ番組で、「今でも好きだね、SMAP。僕がこんなこと言うのあれだけど、再結成してほしいよね」「“SMAP再結成、どこかで”って思ってますよ。SMAPは必要ですよ、今の日本には、世界には」などと熱弁。現役ジャニーズである藤ヶ谷が「SMAP再結成」を望んでいると発言し、それを放送に乗せることを事務所が容認した意味は大きい。今年2月上旬には、ジャニーズアイランドの社長に就任した井ノ原快彦が、ジャニーズJr.の撮影のために訪れたスタジオで『7.2 新しい別の窓』(ABEMA)の撮影も行われていたことから、香取・稲垣・草彅の楽屋を訪れ、「しばらく楽しそうに談笑」していたとも、2月16日発売の「女性セブン」(小学館)が報じていたこともある。