木村がいると知った草彅は、2階にあった自身の楽屋から1階にあった木村の楽屋を1人で訪問。「メリークリスマス」と、いかにも草彅らしい言葉で木村に声をかけ、SMAP解散以来となる約6年ぶりの再会を果たしたという。この出来事について、同誌が草彅の所属事務所を直撃すると、代理人弁護士を通じて「たまたま同じスタジオで木村拓哉氏の収録がありましたので、草彅氏のほうから木村氏に簡単なご挨拶をさせていただいたとのことでした」との説明があり、事実であると認めた。
草彅の「メリークリスマス」に対する木村の気になる反応は同誌で確認してもらいたいが、ネット上のファンからは「キムタクらしいといえばらしい反応」「塩対応に見えちゃうけど木村くんの照れ隠しだと思う」といった感想が寄せられている。
SMAPの解散は、「文春」が2015年にジャニーズ事務所の後継者争いを報じたことが発端だった。メリー喜多川副社長(当時)の娘である藤島ジュリー景子氏(現社長)とSMAPのチーフマネージャーだった飯島三智氏が次期社長を見据えた派閥争いをしているとして、「文春」が事務所を直撃。メリー氏から「対立するならSMAPを連れて出て行きなさい」と記者の目の前で𠮟りつけられた飯島氏は立場を失って退職することになり、メンバーたちは飯島氏と共に全員で別の大手事務所に移籍しようと画策したが、木村が残留を決めたことで頓挫したとされる。メンバーの関係がぎくしゃくしたまま2016年末にSMAPは解散となり、その後に草彅、香取慎吾、稲垣吾郎の3人はジャニーズを退所し、飯島氏が立ち上げた新事務所に移籍した。
現在「新しい地図」として活動している草彅ら3人と木村の間には深い溝があるとみられていたが、草彅が自ら木村の楽屋を訪ねてあいさつしたとなると、雪解けムードをうかがわせる。稲垣が4月に『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演した際にも、木村と中居正広について「5、6年お会いしてないので、ちょっと会ってみたいというのはある。2人は年上で照れちゃうだろうから、僕から話しかけたい」と語っており、稲垣も木村とのわだかまりはもうなさそうな様子だった。