ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、ジャニーズタレントを起用しているCMスポンサー各社は契約解除を打ち出しているが、必然的にテレビ各局や各映画会社もその流れに追随せざるを得ない状況だ。

「テレビ局のドラマでジャニーズ枠といえば、なによりも先にタレントのスケジュールを押さえ、その後、企画、脚本が決まることが少なくはない。ただ、今後、新ドラマでジャニーズタレントを起用した場合、CMスポンサーが敬遠する可能性がある。また映画では製作委員会などで製作費を集める際に、企業や関係各社がスポンサードしてくれなくなるだろう。となると、本来ならジャニーズ枠であるはずの出演枠をほかの事務所で埋めることになる」(映画業界関係者)