演歌枠がたったの5人――水森かおりの「ドミノ」企画に苦言も

 今年の『紅白』に出場する演歌歌手は、紅組の天童よしみ、水森かおり、坂本冬美、石川さゆり、白組の山内惠介、三山ひろしと計6名。近年は演歌枠が縮小傾向にあるが、特に今年は人気アニメの主題歌を歌う歌手、YouTube発のアーティスト、K-POP関連勢ら若者に人気のアーティストが多いからか、ネット上では「演歌が少なすぎる」「家族全員で楽しめる音楽番組ではなくなった」といったクレームが目立つことに。

 また、水森は「日向岬」を披露する予定だが、「紅白ドミノチャレンジSP」と銘打ち、なぜか歌唱中、ドミノ企画を行うとのこと。三山が毎年『紅白』の舞台で、けん玉世界記録に挑戦するのと似た企画で、NHKサイドが考案した“視聴率を下げないための工夫”なのかもしれないが、ネットユーザーからは「変な演出はいらない」といった苦言が寄せられている。

NiziU、今年リリースの楽曲ではなく“プレデビュー曲”披露

 4年連続4回目の紅組出場となるガールズグループ・NiziUは、20年12月の正式デビュー前にプレデビュー曲として発表された「Make you happy」を披露する予定だ。

 デビュー年の『紅白』で「Make you happy」、21年は「Take a picture」、22年は「CLAP CLAP」と、各年にリリースした曲を歌ってきたNiziU。しかし今年は、3月に発売した「Paradise」でも、10月リリースの韓国デビューシングルアルバム『Press Play』収録曲でもなく、またもや「Make you happy」に決定。

 ネット上のファンは「NiziUは『Paradise』歌うのかと思ってた!」「『Make you happy』はデビュー前後に飽きるほど聞いた」「『紅白』の選曲謎すぎる」などと不満をあらわにしている。