シャーリーズ・セロン(左) Briquet-Hahn/ABACA/Shutterstock、アニャ・テイラー=ジョイ(右)シャーリーズ・セロン(左) Briquet-Hahn/ABACA/Shutterstock、アニャ・テイラー=ジョイ(右)

2015年に公開されるやいなや、そのリアルで圧巻のノンストップ・カーアクションが世界中を席巻し、映画史を変えた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。伝説の創始者・偉大なる巨匠ジョージ・ミラー監督が再び世界に放つ、伝説のサーガ最新作『マッドマックス:フュリオサ』が、2024 年5月に全国公開となる。

『マッドマックス:フュリオサ』

映画『マッドマックス:フュリオサ』5月31日(金)全国ロードショー

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は石油も水も尽きかけ、文明が崩壊した世界で、愛する家族を奪われ本能だけで生きながらえる元・警官マックス(トム・ハーディ)と、資源を独占し恐怖と暴力で民衆を掌支配するイモータン・ジョーに反旗を翻す、怒りの戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)。二人の自由への逃走劇は、多くの熱狂的なファンを生み出し社会現象へ。第8回アカデミー賞では10部門ノミネート(最多6部門受賞)、米批評家サイト「RottenTomatoes」では今もなお 97%フレッシュの高スコアを獲得するなど、映画史に輝く伝説となった。そして、クールで謎めいた姿の裏で、極限状態で爆発する生存本能が、観るものすべてを異常なまでに興奮をさせ、映画の“真の主役”と言わしめたのはシャーリーズ・セロン演じるフュリオサだった――。

そんなフュリオサの新たな物語が明かされる最新作『マッドマックス:フュリオサ』の舞台となるのは世界の崩壊から 45年後。MAD な世界(マッドワールド)が広がる中、すべてを奪われた“怒りの戦士”フュリオサが、復讐のエンジンを鳴らす!主人公フュリオサを演じるのは、ハリウッド最旬の俳優として熱い視線を集めるアニャ・テイラー=ジョイ。対する宿敵ディメンタス将軍役には、『マイティ・ソー』シリーズでおなじみのクリス・ヘムズワース

『マッドマックス:フュリオサ』フュリオサ(演:アニャ・テイラー=ジョイ)

『マッドマックス:フュリオサ』フュリオサ(演:アニャ・テイラー=ジョイ)

『マッドマックス:フュリオサ』ディメンタス将軍(演:クリス・ヘムズワース)

『マッドマックス:フュリオサ』ディメンタス将軍(演:クリス・ヘムズワース)

前作でシャーリーズが演じ、映画史に残るキャラクターとなったフュリオサ。今作では彼女を主人公とし、謎だった半生や“怒りの戦士”としての覚醒までもが描かれる。前作から15年前の若いフュリオサを描くにあたり、役を継承する形となったアニャ。同じキャラクターを別の俳優が演じるため、その違いと共通点両方が見どころだ。今回は二人のフュリオサの演じ分け、そして二人の共通点について、ミラー監督のコメントも紹介しつつ、ポイントをおさらいしていく。