ポップンラブコメの皮をかぶったルックからマジなテーマ性をぐいぐい押し出してくる本格ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)の23日放送分は第3話。今回も「恋心だだ漏れの指先」なんてサブタイトルとは到底似合わない教訓と示唆に満ちた作品となっておりました。

 このドラマは、ホントに伝えたいことがあって、それが受け手にとって大切なことであっても、ただ言うだけじゃ伝わらないんだよということを言っています。受け取るほうが受け取りやすいように、わかりやすいように、身近で興味のある事柄に即した話にしてあげないと、耳を傾けてもらえない。だから、あなたにもわかりやすく例え話にする。これ、聖書のやり口ですからね。

 振り返りましょう。