◆「ごちそうされた総額なんかで女の価値は決まらない」

 男性から興味が持たれるプロフィール文の書き方、お見合い中の心構えなど、陽子のスパルタ指導を受けながら、複数人とのお見合いをこなしていく明穂。しかし、出会った男性からの仮交際の申し込みを全部断っており、陽子は表情を曇らせる。

 カウンセリングしたで明穂は、「ごはんも行ってみたりしたんですけど、やっぱ『違うかな』って」と連れて行ってくれた飲食店に不満があるため仮交際を断りまくったと説明。

 すると陽子はキリっとした表情を浮かべ、「ごちそうされた総額なんかで女の価値は決まらない」とキッパリ。続けて、「『結婚したいならごちそうしてくれる』とか『可愛いって褒めてくれる』とか、そんなん全然重要じゃないの」「食事デートの本質は“何”を食べるかではなくて、“誰”と“どう”食べるか。その人と未来を感じられる食事がデートでするべき食事」という。

 そして、「値段で自分の価値を測ろうとすることは、婚活には何の役にも立たない」「非日常でごちそうしてくれる男より、選ぶべきは日常をごちそうにしてくれる男よ」と話す。明穂は陽子の言葉を真摯に受け止め、日常をごちそうにしてくれる男性と出会い見事成婚した。