◆山下智久のドタバタなリアクション芸

「アツツツツ、アツツツツ、アツッ…」

 登坂不動産No.1営業マン(だった)永瀬財地(山下智久)は、とある建設現場の地鎮祭で、怪しげな石碑と祠(ほこら)を壊してしまったことから、祟られてしまう。それまで巧みな嘘でトップを独走していた彼が、以来、嘘がつけなくなる。

 嘘をつこうとしても、どこからか突風が吹付け、本音をぶちまける。正直スタイルの営業に切り替わり、成績は悪くはないが、以前のような圧倒的な数字はあげられない。暮らしはタワマンからぼろアパートへ。

 祟りを払おうと試行錯誤。第1話冒頭、泉谷しげる扮する坊主の下、お祓いの炎めがけて永瀬は祈る。でも熱くて近寄れない。それで咄嗟に「アツツツツ、アツッ」。我らが山Pこと、山下智久は、どうやらドタバタなリアクション芸を極めつつあるようだ。