『unknown』、伏線未回収で“打ち切り説”まで……

 ただ時系列を遡ると、この余興練習の時点で加賀美はすでに殺人を犯しており、そうした悲しい現実と楽しげなラストシーンの温度差にモヤモヤする視聴者も少なくない様子。

 そのため、「夢オチでした、チャンチャン……のほうがまだ納得できた」「説明されたところで疑問しか残らないし、公式からの説明がないと意味がわからないドラマってどうなの?」と、依然として不満の声も目立つ。

 また、虎松の父・一条彪牙(井浦新)が過去に起こした殺人事件の動機や、殺害後の行動が最後まで明かされなかったため、「伏線が回収できていない」との指摘も。このほか、疑問が解消されない部分が複数あるとの声もあり、物議を醸しているようだ。

 最終回はさまざまな要素を詰め込んでいる印象もあったため、“打ち切り”説まで浮上している『unknown』。放送終了後に制作サイドが慌ててラストシーンの意味を説明するというのは、なかなか異例の事態といえそうだ。