◆ネットの誹謗中傷に落ち込む妻と、慰める夫

 ドラマ『夫婦が壊れるとき』第10話。陽子(稲森いずみ)は、夫・昂太(吉沢悠)の母の死をきっかけに、夫婦の関係をやり直そうと決める。芽衣(結城モエ)の情報によれば、昂太の愛人・理央(優希美青)は、不倫相手と別れて中絶するつもりだという。

 これまでの結婚生活を、その歴史を無駄にしたくない。陽子はそう強く思う。

 ところがある日、陽子が病院に出勤すると周りは不穏な空気に包まれている。ネットに、陽子への誹謗中傷が流されているというのだ。もちろん、陽子に思い当たるところはないが、病院の信頼に関わるため、院長に休養を勧められる。事実上の停職処分のようなものだった。

 落ち込む陽子から話を聞いた昂太は、陽子を抱きしめて慰めてくれる。そのとき、昂太の携帯が鳴る。体を硬くする昂太、不信感が芽生える陽子。