15日、創価学会の名誉会長・池田大作氏が死去。国内の会員数827万世帯(公称)を誇る宗教団体のトップの死はメディアでも大きく取り上げられたが、宗教界の大物ともなると、お悔やみ記事ひとつを書くのも大変な苦労が伴うという。

「新聞記事は客観性が命ですが、宗教家は内外で評価が極端に分かれることも多く、中立的な記事を書くのが非常に難しい。池田氏の場合、細かく来歴を振り返れば、選挙違反が問われた大阪事件や、学会を批判する出版物に圧力をかけた言論出版妨害事件などにも触れざるを得ませんが、学会は間違いなく嫌がるでしょうから、結果として全体的にサラッと扱うことにならざるを得ません。