「男性芸人のみしか出場できない大会があったとしたら、差別だなんだと騒がれているのは間違いありません。ましてや、2022年の『M-1』決勝に女性芸人のヨネダ2000が登場したことで、大会の意義が薄れてしまった。正直、『M-1』と比較すれば全体的なレベルが違い過ぎますし、『THE W』ができたことで女性芸人の認知度アップや地位向上につながっているかというと、これもビミョーです」(放送作家)
ウエストランドは『M-1』最終決戦のネタで、河本太が「M-1にはあるけどR-1にはないもの」を問うと、井口浩之が「夢」「希望」「大会の規模」「『M-1』は決勝行くだけで人生変わるけど『R-1』は何にも変わらない」とたたみかける毒舌漫才で大会を制した。『THE W』も優勝した天才ピアニストが今年ブレイクを果たし、「夢」と「希望」があることを証明できなければ、大会自体が消えてしまうかも?