ウエストランドがテレビ局をはしご中だ。やはり『M-1グランプリ』王者の肩書は絶大で、お笑い界の賞レースでは頭一つも二つも抜けた「人生が変わる大会」だったと言える。

 そんななか、来年の開催が危ぶまれているのが、『女芸人No.1決定戦 THE W』だという。昨年12月10日に日本テレビ系で放送され、天才ピアニストが六代目女王となったが、大会自体に厳しい“ダメ出し”をしたのが明石家さんまだった。

 昨年12月17日のラジオ番組では、アシスタントの村上ショージと賞レースの話題となり、「『THE W』こないだ観てましたけど、ピンだ、漫才だ、コントだ……バラバラでやりあってんねんな」と、“異種格闘技戦”であることを疑問視。ショージが「女性というだけですよね、“括り”は」と続けると、「ああ、括りはそうなってんのか。(ネタのジャンルが違うため)比べられへんから、『困ったもんやな』と俺は思って観てましたけども。かわいそうですね、あれ。納得して出てんのやろけども」と出演者に同情してみせた。