西鉄バスジャック事件の運転手や人質・犯人の現在は?

西鉄バスジャック事件で逃げた人は3人?運転手や人質の女の子の現在とは
(画像=『Sorte plus』より引用)

西鉄バスジャック事件の運転手や人質、犯人のその後や現在について気になっている方もいるのではないでしょうか。ここでは、運転手、被害者、犯人のその後について検証しています。

運転手の現在

西鉄バスジャック事件で逃げた人は3人?運転手や人質の女の子の現在とは
(画像=『Sorte plus』より引用)

西鉄バスジャック事件で、バスを運転していたのは50代の男性で、名前は「平野忠」さんです。平野さんは、死人が出たことに対して会見で号泣しながら謝罪をしていました。「自分がなんとかしなければならない」という責任感からこのような言葉が出たのでしょう。

平野さんは、事件後に体調を崩してしまい、1年以上休職しました。復帰後はバスの運転手席に座ると事件のことを思い出してしまうようで、運転手ではなく窓口業務をしていました。平野さんは2002年に心的外傷後ストレス障害を患い、後遺症保障の労災認定になったようです。

被害者の現在

西鉄バスジャック事件の被害にあった人のうち、山口さんについてその後の活動が判明しています。山口さんは、犯人である谷口さんのことを許しているという旨のコメントを発表しています。

谷口さんが謝罪をしに山口さんを訪れた際、背中をさすって理解しようとする立場にいました。70代になった山口さんは、谷口さんのような人を二度と出さないために、不登校で悩んでいる親子のサポートをしているとのことです。

6歳の女の子の現在

西鉄バスジャック事件で逃げた人は3人?運転手や人質の女の子の現在とは
(画像=『Sorte plus』より引用)

西鉄バスジャック事件では、人質の中に6歳の女の子も含まれていました。事件後、この女の子はバスのような狭い場所にいるのが苦手になり、メガネをかけている人を怖がるようになったそうです。

女の子の母親は、普段の生活で料理をするときに包丁を握らないなどケアをしたとのことです。その後は、周囲の人に恵まれ大学まで無事卒業し、会社員として元気に働いているそうです。

犯人の現在

西鉄バスジャック事件で逃げた人は3人?運転手や人質の女の子の現在とは
(画像=『Sorte plus』より引用)

谷口さんは少年院を出所後、行方がわからなくなっています。再犯や自殺といった情報もないため、社会復帰をまだしていないのではないかとされています。

谷口さんの両親は、被害者に対して賠償金を払っているとのことです。賠償金については、暫定的ですが死亡者に対して550万円、重症者は二人合わせて350万円、残りの被害者は20~40万円を支払っているようです。

谷口さんの両親は、被害者に対して誠実な対応をし続けていたり、二人とも退職し、家も売り払って賠償金を払い続けています。