現代が選挙予測をやっている。

 6月解散を想定しているが、岸田首相にとっては、ここしか選択肢はないだろう。さもなくば9月の総裁選への出馬が不可能になるからだ。

 支持率20%ぎりぎり。追い込まれた岸田首相のやぶれかぶれ選挙はどうなるのか。

 現代によれば、政治ジャーナリストの角谷浩一と青山和弘に当落予想を依頼したという。

 2人の予想はこうだ。自民党は角谷が192議席、青山が198議席。ともに60議席ぐらい議席を失うと見ている。

 公明党は角谷が30議席、青山が22議席と、こちらはだいぶ開きがあるが、共に減らすということでは一致している。

 では、立憲民主党はどうか。

 角谷は157議席、青山は149議席と、共に50から60議席増になると読む。維新は、角谷が47議席とわずか6議席増と見るのに、青山は18議席増と大幅に増えると見ている。

 この総選挙は、野党共闘、立憲民主党と共産党が選挙協力できるかどうかにかかっていると、私は考える。

 小異を捨てて大同につくことができるか。大きな戦になることは間違いない。