◆初のシェイクスピア劇に「正直、ビビった」
――ビッグタイトルです。
白洲迅さん(以下、白洲)「正直、ビビりましたね。お話をいただいて迷いました。もちろん機会があれば挑戦しなきゃいけない、いつかはと思っていましたが、実際にお話が来て、しかも『ハムレット』ですから。内容は分からなくても、みんなが知ってる作品。やれるだろうかという怖さがありましたし、改めてしっかり読んでみて、読めば読むほど“これは簡単じゃないぞ”と思いました」
――主演ドラマ『Life 線上の僕ら』(2020)で白洲さんにお話を伺った際に、影響を受けた尊敬する先輩として、当時から吉田鋼太郎さんを挙げていました。
白洲「間違いなく影響を受けた先輩です。いつかは鋼太郎さんに演出していただきたいとも思っていました。舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』(2018)で初めてご一緒して、その直後からドラマ『刑事7人』(白洲さんは2018年の第4シーズンからレギュラー)で毎年ご一緒させてもらいましたが、舞台でまたご一緒することはありませんでした。それがまさか、今回こうした機会をもらえて」
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