「家計簿をつけるのは面倒くさい!」
そんなズボラな人でも楽に家計管理ができる家計簿アプリが近年、続々と登場しています。
しかし、家計簿アプリの機能はさまざまあり、レシート読み取り機能がないものや有料で読み取りが可能になるものも。
今回はそのなかでも特に、レシートの読み取り機能に優れているものを紹介します。それぞれの特徴と機能性を把握し、納得のいくものを選ぶことが大切です。精度の高いアプリを導入し、スマートなお金の管理を実現しましょう。
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レシートの読み取り機能がある家計簿アプリ4選
まずは、レシート読み取り機能がある家計簿アプリのなかから、代表的な4つを見てみましょう。
人気家計簿アプリ「Zaim」
利用者数が多く認知度も高い「Zaim」。レシート読み取りを無料ですることができる人気のアプリです。レシートを撮影するだけで品目や金額はもちろん、店名や店の電話番号、購入日まで読み取ることができます。
スムーズに読み取りができて便利ですが、精度の面では気になる点がいくつかあります。何度撮影しても金額が異なっていたり、品目を正しく読み取れなかったりすることが。正確に情報を記録するにはコツが必要となります。
正しく読み取るコツは、平らな面にレシートを置いて真上から撮影すること。自宅で丁寧に撮影すると、精度が上がると感じました。外出先でサッと記録したい方は、ストレスを感じやすいかもしれません。
オペレーター代行入力で高精度「Dr.wallet」
読み取りの精度で選ぶなら、「Dr.wallet」がおすすめです。利用者の代わりにオペレーターが入力を代行してくれるため、99.98%という高い精度を実現しています。
精度の面ではとても優秀ですが、オペレーターを介して入力が行われることからデータ化までに時間がかかってしまいます。また、無料での読み取りは、購入日・店名・合計金額のみであり、商品名や商品単価もデータ化したい場合は月額課金プランへの加入が必要です。
精度の高い読み取りを求める方やデータ化までの時間が気にならない方には、とても重宝するアプリだといえるでしょう。
レシピの提案機能を搭載「家計簿レシーピ!」
家計簿だけではなく献立もおまかせしたい方は、「家計簿レシーピ!」を試してみてはいかがでしょうか。レシートの内容を読み取り、購入品を使ったレシピを提案してくれます。レシピはNHK「きょうの料理」で放送された有名講師陣が手がけたもので、8,000点以上の豊富なバラエティを誇ります。
レシートの読み取り精度も高く、品目に多少のミスがありますが、金額の読み取り精度は上々だといえるでしょう。デザインが可愛らしく、楽しく続けられるのもうれしいですね。
全体的に使い勝手がよく、コストパフォーマンスに優れた家計簿アプリではないでしょうか。
簡単&おしゃれなアプリ「recemaru」
毎日使うものは、機能性だけではなく見た目も大切にしたいところ。きせかえ機能を備えた「recemaru(レシマル)」は、画面のデザインをお好みで変更することができます。
操作も簡単で読み取りの精度もよく、使いやすさも上々です。品目や金額だけではなく、購入した日時や店舗も詳しく入力されます。
また、レシートの品目に写真を登録することもできるので、購入品の管理に活用したり、日記感覚で記録したりと、使い方も自在です。
レシート読み取りが必要ない家計簿アプリも
家計簿管理で便利なレシート読み取り機能ですが、使うアプリやマネー管理の方法によってはあまり必要性を感じないことも。どのようなアプリだとレシートを読み取る必要がないのでしょうか。
機能豊富で資産管理の手間を省ける「マネーフォワード」
銀行口座やクレジットカード、電子マネー、ポイントやマイルなどとの連携機能が充実している「マネーフォワード」。各残高を一目で把握することができ、総合的な資産管理がしやすいアプリです。
また、楽天やAmazonの購入履歴も取得するため、オンラインやクレジット決済を日常的に利用している方は、現金決済の管理のためにレシート読み取りをする必要性は低いでしょう。現金決済のときは手入力でサッと済ませると、資産管理がスムーズになるのではないでしょうか。
一括管理で銀行残高の把握もしやすい「マネーツリー」
「マネーフォワード」と並んで人気のある「マネーツリー」。銀行口座やクレジットカード、電子マネー、ポイントやマイルなどの管理はもちろん、銀行残高の把握もしやすいのが魅力です。預金残高が減るとアプリから通知が来るため、お金の動きを実感しやすいでしょう。
加えて、マネーツリーは無料にもかかわらず広告表示がないため、広告にストレスを感じやすい方も快適に使うことができます。
ライフスタイルに合わせた家計簿アプリを選ぼう
家計簿アプリと一口にいっても、多様性に富んでいます。現金での買い物が多い方は、レシート読み取り機能の精度に優れているものがよいでしょう。オンラインやクレジット決済がメインの方はレシート読み取り機能に重点を置く必要はないといえます。ライフスタイルに合わせたアプリを選び、スマートな管理を実現したいですね。
文・古賀令奈
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