そうした対応について「ひどい」という批判があることに対して、坂上は「同席できて、物扱いじゃなくて、人間と同等の扱いにしてくれるのに越したことはない。でも、人命第一なわけでしょ。だから、そこを叩くのはちょっとかわいそうなんじゃないのっていうのが僕の意見」と訴えた。

 また、坂上は貨物扱いうんぬん以前に「人間がペットを飛行機に乗せるのか、乗せないのか」という問題があると主張。「人間だって(飛行機に乗ったら気圧の関係で)頭痛がしたりする人がいる。そこに人間よりずっと小さいワンコやニャンコを乗せた時、(ペットの健康に問題が生じたら)それってどうするの。動物にも個体差があるので、全部の子に負担がかかるかというと違うと思うんです。でも、飼い主の判断になるんで。『飼い主さんが責任を取るのか』に行きつくと思うんですよね。乗る、乗らないって選択をするのは彼らじゃなくて人間になってくる」と話し、最終的には飼い主の責任であるという持論を展開した。

 その上で、坂上は「まず乗せるか乗せないのか論が先にあった上で、航空会社をどうのこうのというのは、僕は思わない」と力説。ちなみに、自身は飛行機が苦手なこともあってペットを機内に乗せたことは過去に1度しかなく、今後もしペットを長距離輸送する必要がある時は「車で連れていく」と断言した。