この笠井の投稿に返信する形で、同じく猫好きで知られる石田ゆり子が「いろんな意見があると思いつつも家族同然の動物たちを機内に載せる時、ケージに入れて機内に持ち込めることを許して欲しいです。災害時、非常時には、モノとしてではなく家族として、最善を尽くす権利を…。生きている命をモノとして扱うことが私にはどうしても解せないのです」と発言した。

 こうした意見については、動物好きからは一定の支持があったが、その一方で「客室にペットを持ち込めたとしても人命第一で置き去りにするのは変わらないと思う」「動物アレルギーの乗客がいたらどうするの」「大型犬や周囲に危害を加える可能性があるペットは? 同じ命なのに区別するの?」などと批判が相次ぎ、炎上騒動になっていた。

 一連の騒動を受けて、坂上は12日にYouTubeで実施したライブ配信で「貨物扱いのワンちゃんがお亡くなりになったということで『なんで荷物扱いしてるんだ』『なんで同席させないんだ』っていうような論争なわけでしょ?」と切り出し、率直な意見として「難しい問題だけど、正直に言うなら、飛行機で動物を貨物扱いするのは僕もそりゃ好きじゃないです」「同席できるなら、それに越したことはない」と語った。

 その一方、海外では動物同伴が可能な航空会社があるという意見について、坂上はあくまで「僕の知識」と前置きしながら「外資含め、動物を同席できる航空会社は思っているより少ないし、小型犬に限ります」「(同席できる会社でも)ほぼ全部が緊急時は置き去りです」と指摘した。