無類のギャンブル好きで知られる霜降り明星・粗品のYouTube上のキャラクター「生涯収支マイナス3億円君」になぞらえ、水原容疑者はネット上で「生涯収支マイナス7億円君」と呼ばれていたが、今回の報道を受けてSNSでは「生涯収支マイナス62億円君」がトレンド入り。本家の20倍以上の額となり、粗品は自身のSNSで「お兄ちゃん。。。」と反応した。

 水原容疑者が訴追された銀行詐欺は、最高刑が禁錮30年で罰金もある重罪。カリフォルニア州の弁護士資格を持つ清原博氏は、12日放送のテレビ朝日系『グッド!モーニング』で「被害額的に罰金だけでは済まず、私の感覚なら禁錮刑15年から20年ぐらいの実刑。司法取引をすれば刑が軽くなる可能性はあるが、今の連邦検察官はかなり強気で司法取引しない場合があり、たとえ司法取引が成立しても禁錮10年ぐらいはなると思います」と解説した。また、米ニューヨーク・タイムズの記者も「司法取引によって禁錮6~10年」との見方を示している。

 大谷の「潔白」が証明されたのは喜ぶべきことだが、水原容疑者の闇の深さは底なしで、今後さらに世間を驚かせる事実が浮かび上がる可能性もありそうだ。