【結論】ヒロタの「贅沢プリン」は名品! 500円でも食べたいレベル

 今回はイメージを一新したヒロタに行ってみましたが、店舗やパッケージのデザインが可愛さ満点で、ブランディングに勢いを感じました。

 そして何より「贅沢プリン」がとんでもない名品であることに気づけたことが、一番の収穫。量もたっぷり入っているので、500円でも買いたいと思いました。

 ただ、この店舗に限っていえば、作り立てで数メートル先からバターの香りが漂う「ビアードパパ」の客をこちらに振り向かせるのは、なかなか至難の業といえそう。

 シュークリーム以外にも魅力的な商品を取りそろえているヒロタですが、シュークリームのイメージが強すぎるゆえに、プリンや焼き菓子の魅力があまり広まっていないのは、もったいない気もします。

 また、コンビニで売られているシュークリームやエクレアはどんどんレベルが上がっており、これにヒロタが“伝統”で打ち勝つのは、大変な苦労があるんだろうなと……。今回のヒロタの大幅リニューアルが功を奏すのか否か、この先も末永く見守っていきたいと思った次第です。

 なお、ヒロタの直営店は現在7店舗のみ。ほとんどの売り場は駅の近くや駅構内にあるそうなので、見かけた際には100周年のヒロタの味をチェックしてみては?