3つ目の漢字は「変梃」です!
「変梃」の読み方をご存じでしょうか?
素直に読むと「へんてい」と読めますが、それは間違いです。
正解はちょっと意外な読み方ですが、日常的に耳にする言葉ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「変梃」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 奇妙なさま、変なさまのこと
- 「変梃りん」という言葉もあります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「変梃」の読み方!正解は!?
正解は「へんてこ」です!
「変梃(へんてこ)」とは、奇妙なさま、変なさま、またはそのようなもののことです。
ヒントの③は「へんてこりん」のこと。
変梃を使った例文を3つ紹介しましょう。
- 変梃な洋服を着ている
- 変梃な理屈をこねるのはやめてくれ
- 何とも変梃りんな人だなあ
よく耳にする言葉ですが、ほとんどがひらがなかカタカナで書かれているため、漢字表記は知らない方が多いかもしれません。
この機会に、漢字表記を覚えておいてくださいね。
4つ目の漢字は「喊ぶ」です!
本日の難読漢字は「喊ぶ」です。
普段目にすることはあまり無いでしょう。
早速ヒントを見てみましょう!
「喊ぶ」の読み方のヒントは?
1.「喊ぶ」をひらがなにすると「〇〇ぶ」になります。
2.「喊ぶ」の類義語には「怒声」「咆哮」「金切声」などがあります。
3.『この地震ひ、かのごとき喊次ぐ』アリギエリ・ダンテ「神曲」より引用
正解は…
正解は「さけぶ」でした!
大きな声を張り上げることです。
一般的には「叫ぶ」と書きますね。
「喊」の音読みは「カン」、訓読みは「喊ぶ(さけぶ)」、漢検1級12画の漢字です。
「喊」は口と咸を組み合わせた形声文字。咸は、みな、すべて、ことごとくなどの意味を持っています。
「喊」を用いる日本語
吶喊(とっかん):ときの声や雄たけびをあげること。突貫の言い換えとしても使われます。
喊声(かんせい):興奮したり驚いたときの叫び声。同じ読みに「歓声」がありますが、歓声は喜んだときの叫び声として使われます。
【歓声】よろこんで叫ぶ声
【喚声】興奮して叫ぶ声
また、昔の日本文学や古典の翻訳では、「喊」を「喊(とき)の声」と書きました。また、「喊く(わめく)」「喊き叫ぶ(おめきさけぶ)」「口を喊む(つぐむ)」と読む作品もあります。
5つ目の漢字は「蜿蜒」です!
「蜿蜒」の読み方をご存じでしょうか?
パッと見た印象では「わんえん」と読んでしまいそうですが、もちろん間違いです。
「椀(わん)」の字は木編ですが、「蜿」は虫偏になっています。
しかも2文字目の「蜒」もよく見ると虫偏…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?