大谷翔平選手の通訳だった水原一平氏が、ドジャースから解雇されたニュースが21日に配信、国内外に大きな衝撃を与えた。

 報道によると水原氏をめぐっては、米・カリフォルニア州では違法とされているスポーツ・ベットで多額の借金を抱え、大谷選手の口座からブックメーカーに対し、日本円で約6億8000万円が送金されていたという。

 翌22日には、日本の国税庁にあたるアメリカのIRS(内国歳入庁)が、水原氏と賭け先となるブックメーカーに対し、捜査を進めていると報じられた。また、ブックメーカー側の弁護士は、「水原氏はサッカーには賭けたが、野球には賭けなかった」「ブックメーカーは大谷選手と直接会ったり電話するなど、いかなる形でも接触したことはなく、水原氏としか接触していない」などと話しているという。