投手に目を向けても、厳しい状況は同じだ。
「エースの菅野智之が開幕前に右肘の張りを訴えてオープン戦で緊急降板。以降はなかなか浮上できずようやく、6月11日のソフトバンク戦で今シーズン公式戦初登板を迎える有りさまです。チーム防御率3.95、自責点228はリーグワーストで、テコ入れが今すぐ必要な状況。残っている投手で1軍戦力になりそうな面子もいないことから、球団も現場も焦っている」(同)
3年連続で優勝を逃すとなれば退任問題に発展しかねない状況で、後がない原辰徳監督は、その打開策としてトレード第2弾を画策しているようだ。
テコ入れ第1弾は5月17日に起こった。オリックス・バファローズの鈴木康平投手と巨人・廣岡大志内野手の1対1の交換トレードが成立した。鈴木は29日に1軍登録されるとそのまま中継ぎ陣に入り、ここまで9登板している。ここに新たな戦力を追加したい意向が現場には強いのだという。
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