お次も新潮から。サッカーW杯では、日本代表もそうだが、森保一監督の評価もうなぎ上りになった。

 その代表たちを、チューボーから見ていた専属シェフの西芳照(60)が、新潮に当時の様子を語っている。

 心配した日本の食材はカタールで9割がた調達できたという。西シェフのやり方は、作り置きはせず、選手たちの目の前で調理し、常に出来立てを出す。

 彼が見た日本代表は、

「今回はこれまでで一番良かったんじゃないかな。長友さんが場を盛り上げ、川島(永嗣)さんが目配りをして若い子に寄り添う感じで」

 初戦、ドイツに勝った時も、落ち着いたもので、もともと勝てると思っていたようで冷静だったそうだ。

 決勝トーナメント1回戦で惜しくもクロアチアにPK戦で敗れた。最後の夕食に、ケバブなどのカタール料理を出してみたが、選手からは、いつものほうが良かったという声が出たそうだ。

 すべてが終わった後、長友佑都から「ブラボー」をもらったことが嬉しかったという。

 

 現代からも1本。

 岸田文雄が首相としての力量に乏しい、というより全くないことが次々に判明してきて、早くもポスト岸田が誰かという話題で持ち切りだという。

 現代によれば、5月に地元広島で開催する広島サミットが自分の花道になるということは、岸田自身が一番わかっていると、自民党の重鎮が語っている。

 だが、今の自民党はドングリの背比べで、人材不足の感は否めない。現代が性懲りもなくこのテーマにチャレンジしているが、まあそんなものだろうという感想しかない。

 採点したのは長年政界を取材してきた3人のジャーナリストだそうだが、真っ先に上がったのが、菅義偉、あの河野太郎、一般的知名度はゼロに近い茂木敏充では、何をかいわんやである。

 4位には安倍の後継者と目される萩生田光一、5位に二階俊博が入るというのは笑える。同じ5位に日本維新の会の吉村洋文が入っているが、私には、彼がここへ入ってくる理由がまったく分からない。

 もはや石破茂も7位と落ちて、今や鉄道オタクとして有名な以外、何もなくなってしまったようだ。

 やはり予想通り、ポスト岸田の後は、岸田とどっこいか、それより悪くなるとしか思えない。いつそのこと、自民党は下野して、野党にやらせてみたらどうか。

 そうすれば、またまた失敗して、自民党への期待論が出てくるかもしれない。一度やってみたら。

 ところで、小室眞子・圭夫妻は、年明け前後にブラジルに「新婚旅行」に行くそうだが、この旅行にも不安があると新潮が報じている。

 眞子さんは内親王時代の2018年の7月に、ブラジルを公式訪問したことがあった。眞子さんも各地で大歓迎を受け、そのことが彼女にとって「忘れられない国」となっているようだ。

 リオデジャネイロやサンパウロのホテルは、4年前に宿泊したところと同じランクの部屋をめどに予約をしているそうだ。それに、眞子さんが旅行するとなれば、安全確保に両総領事館が動かないわけにはいかないだろう。さらにブラジルの日系人たちも、2人をサポートするためにニューヨークの日系人たちと連絡を取っているという。

 このあたりのことも心配である。なぜなら、もはや皇室を離れ一般人になったのだから、そうした過去とも決別するという覚悟がなければいけないのではないか。もし、このブラジル旅行が行われたとしたら、現地の日系人たちは「純愛を貫いた元王女様」「将来の天皇の姉君」と歓迎するかもしれない。

 だが、それは元皇族としての眞子さんへの尊敬の念であるはずだ。

 眞子さんは、一般人と結婚し皇室を離脱するとき、その世界とは決別したのではなかったのか。だが、新婚旅行に皇室時代に訪れた地を再訪するということは、まだ皇族だったあの頃の“未練”のシッポを残しているのではないのか。