今週の注目記事・第1位「不貞『篠田麻里子』夫の追及で『飛び降り自殺寸前』の修羅場120分音声」(『週刊新潮』1/5・12日号)

同・第2位「宝塚 有名演出家の性加害とパワハラ」(『週刊文春』1/5・12日号)

同・第3位「乃木坂46妹系エース(22)“6時間デート”撮」(『週刊文春』1/5・12日号)

同・第4位「25年後の出所に備え勉学『山上徹也』母が吐露した『信仰』と『息子』のはざま」(『週刊新潮』1/5・12日号)「山上徹也『獄中録』」(『週刊文春』1/5・12日号)

同・第5位「『安いニッポン』を招いた『黒田総裁』の億ション金満生活」(『週刊新潮』1/5・12日号)

同・第6位「ジャニーズから新たな退所グループが!」(『週刊文春』1/5・12日号)

同・第7位「水原希子が語る『性加害告発で何が変わったか』」(『週刊文春』1/5・12日号)

同・第8位「昭恵夫人に“遺産”が渡らない」(『週刊文春』1/5・12日号)

同・第9位「“テキーラ一気”岸田翔太郎『嫌われる理由』」(『週刊文春』1/5・12日号)

同・第10位「『被害ママ』真相初告白『香川照之』匂いフェチ“性加害”に『謝罪はありません』(『週刊新潮』1/5・12日号)」

同・第11位「餃子の王将 捜査が『二合目で遭難してもうた』ワケ」(『週刊文春』1/5・12日号)

同・第12位「米当局が認めた『コロナワクチン』の闇」(『週刊新潮』1/5・12日号)

同・第13位「『小室佳代さん』偽名生活でも『眞子さん・圭さん』『南米ハネムーン』に“特権警護”」(『週刊新潮』1/5・12日号)

同・第14位「誰が日本を立て直すのか『次の総理』を全角度で採点する」(『週刊現代』12/31・1/7日号)

同・第15位「W杯『専属シェフ』が述懐 チューボーの闘い」(『週刊新潮』1/5・12日号)

同・第16位「佐伯啓思京都大学名誉教授×先崎彰容日本大学教授 2023年『日本』の針路」(『週刊新潮』1/5・12日号)

【巻末付録】現代のSEXYグラビア採点!

 今週はポストが合併号でお休み。

 満を持して、新潮、文春がスクープを大放出してきた。質量ともに読み応えのある新春特大号である。

 まずは、週刊誌恒例の2023年を占う特集の中で一本選んでみた。

 新潮で、京都大学名誉教授の佐伯啓思と日本大学教授先崎彰宏が「日本の進路」について対談している。その中の佐伯のこの言葉が印象に残った。

「研究開発、イノベーションには莫大なお金がかかります。日本には、もうそれが可能なだけの財政的な基盤も乏しく人材育成も難しい。その事実を、政治家もメディアも国民にしっかりと説明すべきです。この時代、完璧な処方箋などあろうはずもなく、やれることをやる以外にない。できることと言えば、トップを狙う競争ではなく、海外依存の割合を可能な限り下げ、自給体制を整えておくことです。価格高騰などで、資源も食糧も、今後ますます輸入頼みでは厳しくなっていきます。コロナ禍では、マスクですら一時は自給に困ったわけです」

 いまだに、ジャパンアズナンバー1の幻想を頭の隅に置いている政治家、ジャーナリスト、それに国民も、現実を直視しなくていけない。2等国でもいいじゃないか。だがそれには、生きやすい国という前提がつく。

 今のように生きにくい3等国では、この国にいる理由がない。