朝起きたら枕元にプレゼントが置かれているイベントを、人生最良の瞬間として記憶している人は少なくないだろう。それはまた親も同じ。親子ともに楽しめるライフイベントをめちゃくちゃにされた怒りは大きく、X(旧Twitter)には、
「え?こどもも見る時間にありえなくない?どうしてくれるの」
「アド街にサンタの存在を明かされた娘と息子。もうアド街は見ませんわ」
「娘、気づいちゃっただろうな、、、 見たことに後悔しかない」
「もう本当に最悪。子どもにもこっちにも傷しか残らない。何でこの時間にあんな話流すんだ」
と、怒りの声が渦巻いている。これには民放バラエティ番組の制作関係者も同情を隠さない。
「番組制作の現場においてコンプライアンス遵守は当たり前ですが、それ以前に守るべき“常識”というものがあり、その1つがネタバレ。映画のオチを話したり、推理小説の犯人をバラしたりといったことは絶対にタブーです。サンタ云々をネタにする場合、それが深夜帯ならOKでしょうが、ファミリーが見る時間帯ではあり得ない。素人や芸人ならやらかしても不思議ではありませんが、それが局アナとなると……ちょっと厳しいですね。ただ、片渕アナに責任を負わせるのは酷かもしれません。改めて番組を見ると、話題を振ったのはメイン司会の井ノ原快彦ですし、そもそも『アド街』は録画なので、いくらでも編集でカットできる。トーク内容も『夜中に目が覚めて、父がプレゼントを置く瞬間を見てしまった』という薄いエピソードなので、使う必然性はまったくない。よほどトークが盛り上がらず、その部分を使わざるを得なかったんですかね」
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