「もちろん問題視されているのは、一部のファンであり、多くの男性ファンはマナーを守って楽しんでいると思います。しかし、どうしてもネガティブな動きばかりが目立ってしまう。
また、さまざまな考え方がアップデートしている今の時代、“前時代的な中高年男性”がターゲットになりやすいという現実もあるでしょう。批判される中高年の男性ファンも、決して悪気があるわけではなく、素直な声を投稿していただけというケースも多い。このあたりは、アーティスト側も自分たちが変化していることを伝え、ファンの意識を改革していく必要もあると思いますね」(同)
ファンがアーティストの足を引っ張ってしまうことほど、無意味なことはない。ファンが自らの感情を吐露することがアーティストに対してデメリットにならないかどうか、考える時代に来ている。