「ハロプロでは、そもそも写真集の仕事をやるかどうかは、メンバー本人が決められるようになっているとのこと。写真集を出すにしても水着を着用するかどうかの判断も、メンバーに委ねられているようです。

さらに、水着を着用するのは、海やプールなど、水着である必然性がある場面のみで、ベッドの上で水着を着るなどのカットは一切ない。下着のカットや手ぶらなどのセミヌードもなく、あくまでも健康的で爽やかな写真集になっているんです。YouTubeで公開される告知動画についても、かつては水着のシーンが含まれていましたが、最近ではほとんど含まれていません。

古くからの男性ファンを中心に、写真集に対する需要を無視することなく、応えながらも、性的搾取にならないようにしっかり配慮して作っているのが、ハロプロの写真集。にも関わらず、一部のファンからセクハラコメントがきたら、制作サイドの努力も水の泡となってしまうわけです」(同)

 News Jeansの場合、新たにK-POPに興味を持った中高年の男性ファンが問題視され、ハロプロの場合は、古くからいる中高年のファンが問題視されている。“新規か古参か”という点に違いこそあるが、いずれも“中高年の男性ファン”の言動が、女性アーティストの活動に影を落としている状況だ。