もし「純烈」さんに下積みが無かったら恐らく根強いファンはつかなかっただろうし、「スーパー銭湯アイドル」という異名も持てなかった。下積みがあったからこそ成功したグループと言っても過言ではない。そんな「純烈」さんの後を追うお笑いユニットグループが始動したのだ。
その名も「強烈」。“真剣に大人がふざける、全国のスーパー銭湯を盛り上げるお笑いユニットグループ”というコンセプトを持ち、かつて存在していたツインカムというお笑いコンビの「島根定義」さんを責任者とし、「三拍子・高倉」さん「磁石・佐々木」さん、「ムートン伊藤」さん、「ななめ45°・岡安」さん、そして元トップリードの「和賀勇介」さんという6人のベテラン芸人が集結。
ちなみに島根さんと言えば、コンビ解散後、紆余曲折がありつつ、芸人を集めてコントライブ「ちゅにっく。」を企画したり、お笑いにこだわったお芝居集団「しまぁ~ん共和国」を旗揚げしたり、さらに崖っぷち№1グランプリ、略して「G-1グランプリ」(当時はジカタ№1グランプリの略)の発起人であったりと、とにかくアグレッシブに動き、やりたいことに対して精力的に動く。この前傾姿勢の行動力には頭が下がる思いだ。
つい最近TBSで放送された「耳心地いい-1グランプリ」のファイナリストになった三拍子の高倉さんを筆頭に、漫才師からコント師、ピン芸人、そして芸風もそれぞれ異なっている6人が集まり、ひとつの笑いを造り上げる。普通ならバラバラになってしまうように思えるが、芸歴20年越えの猛者ばかりだ。間違いなく他では見ることのできないオリジナリティあふれる強烈ならではの笑いを見せてくれるだろう。
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