「2021年10月16日のオンエアの視聴率は、世帯4.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人2.8%。そして、C層(男女4~12歳)は3.5%でした。これが、たとえば22年5月14日のオンエアでは、世帯4.6%、個人3.1%、そしてC層は4.7%と上向きです。ちなみに、スポンサーが重視するといわれるF2層(女性35~49歳)も21年10月16日が4.7%、22年5月14日も4.6%と安定しています。また、22年10月15日放送の2時間スペシャルは世帯4.0%、個人3.0%。そしてC層は5.8%と、地道ではありますが、きちんとファンを増やしていることがわかります」(同)

 同日の他の番組はどうだったのだろうか?

「『ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)は世帯5.5%、個人3.5%。C層は2.4%でした。『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)は世帯7.1%、個人4.0%。肝心のC層は1.4%、T層(ティーン)の13~19歳も0.9%。番組コンセプトとしてはこうした世代にリーチできないと意味がないのですが、まったく響いていないのが皮肉です。

『嗚呼!!みんなの動物園』(日本テレビ系)は世帯9.1%、個人5.4%ですが、C層は4.7%。また、この日の日テレは『世界一受けたい授業』がなく、『1億3000万人のSHOWチャンネル』が1時間繰り上げ放送されていたのですが、世帯8.7%、個人5.4%、C層は3.1%でした」(同)