だが、優勝はネタがもっともおもしろかったシティホテル3号室に。『マルコポロリ!』メインゲスト出演の権利を手にしている。

 とことんユルかった「マルコポロリ-1」に比べて、こうした派生賞レースの中でもっとも“ガチ感”を醸し出しているのが、Abemaの『しくじり先生』内で行われている「キングオブう大」だろう。2013年『キングオブコント』優勝者のかもめんたる・岩崎う大がひとりで審査員を務め、独断で優勝者を決めるこのコンテストは今年で4回目。う大に評価されたいというコント師が集まり、今年も真剣勝負を繰り広げている。

 賞レースとしての実績も凄まじい。20年には今年の『キングオブコント』で優勝したサルゴリラが出場しており、そのほかにもザ・マミィ、ジェラードン、ファイヤーサンダー、コットン、滝音、ネルソンズ、ロングコートダディ、うるとらブギーズ、ゾフィーとファイナリストが顔をそろえている。

 さらに今年も、昨年のトップバッターで『キングオブコント』を盛り上げたクロコップ、ファイナルを4度経験しているザ・ギースに加え、昨年王者・ビスケットブラザーズも参戦するという豪華さだ。