17日放送の『マルコポロリ!』(関西テレビ)では、「マルコポロリ-1グランプリ」と称したコンテスト企画が行われ、同番組の常連であるタイムマシーン3号・山本浩司、ウエストランド・井口浩之、永野、三浦マイルド、にゃんこスター・スーパー3助の5人が、それぞれ芸人を推薦。「マルコポロリ!にハマる芸人」を選出するという趣旨だった。ナレーションは本家『M-1』と同じ、畑中ふうが務めている。

 審査員にはポロリ!メンバーのメッセンジャー・あいはら、シャンプーハット、ほんこん、月亭方正、月亭八光の6名。審査基準は「ネタ4、トーク4、なんとなく2」という、いかにも同番組らしい、いい加減なもの。推薦された出場者も、いわゆるキワモノが揃って……と思われたが、意外な展開となった。

 1番手は井口が推薦するシティホテル3号室。井口にとってタイタンの後輩にあたり、今年の『キングオブコント』で準決勝まで残ったコント師だ。シティホテル3号室は、その実力通りの手堅いコントを披露。ネタ終了後にMCの東野幸治が「途中から、ここで(ネタを披露)さすの申し訳ないなって」、方正も「もっとちゃんとしたとこ行ったらいいのに」と、そのマルコポロリ!らしくないネタの出来に困惑。結果、推薦した井口が非難されるという不可思議な展開になった。

 その後は、山本推薦の古賀シュウがベテランらしくない緊張スベリを見せると、マイルド推薦のスーズがド下ネタでスタジオを凍り付かせ、スーパー3助は後輩の都トム・可児仁に便乗して大いに失敗し、永野推薦の八幡カオルは過去の古賀シュウとの熱愛が発覚するなど、ポロリらしい展開となった。