この会見の数日前、IGFの湯川剛氏は、自身のブログでIGFが猪木さんの「闘魂」を商標登録をしているにもかかわらず、中嶋が無断で使用したと指摘。さらに全日本プロレスが「闘魂スタイル」の商標を出願していたことを明かし、IGFは1月末付で弁護士を通し、中嶋と全日本に警告書を送付したことを暴露していた。
各メディアの記事によると、7日の会見中、中嶋は急に何かを思い出したように「そうそう、なんか俺に猪木元気工場から警告書が届いて」とカバンから封筒を取り出したのだとか。そして、「大みそか、『ボンバイエに染める』と言って勢い余って『1、2、3ダァー』をやってしまったので、本当にそのことに関しては猪木元気工場さま、この場をお借りして謝罪したいと思います。改めて『1、2、3ダァー』とリング上で言ってしまったことを誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。
しかし、「自分は『闘魂』と一度も言ったことがないです。そして『猪木さん』ということも僕の口からは一度も言ったことはないです」とし「自分が思い描いた闘魂スタイル。俺の生き様、闘魂スタイルを今後、使っちゃいけないと言われてすごく困惑している」と肩を落としたという。