さらに、劇場で映画を見たというテレビ関係者からは、辛辣な意見も聞こえてくる。

「多くのテレビ関係者が劇場へ行きましたが、“面白かった”という声はあまり聞きません。木村さんが演じる信長は、怒鳴っているシーンが多く繊細な演技ができていない。良くも悪くも、“キムタク”を見るための映画です。綾瀬さんは、アクションシーンも綺麗で存在感を放っていたので、もったいないところ。また、脚本の古沢良太さんは、ドラマでも映画でもコミカルな作品作りに定評がある。『レジェンド&バタフライ』でも、随所で笑い要素を入れていますが、それが逆に違和感がある演出になっている」

 大手映画アプリでは、合戦が少なかったことや、演出について違和感を覚えるレビューが多く寄せられ、低評価も目立つ。期待が高かっただけに、ガッカリしたファンも多かったようだ。

 ただ、木村は落ち込むどころか「信長ラブ」が加速し、今後のPRにも積極的に参加すると話しているとか。