しかし、松村はテレビや雑誌のインタビューで「絶対グループを辞めないって決めてます」「僕はグループ活動に並々ならぬ執着がある」などとたびたび語っているため、ファンからは「絶対に独立はない」との声が上がっていた。だが、二宮の退所によって「グループに残りながらソロ活動では独立する」という道ができたことで、松村の独立説の信憑性が高まってきたといえそうだ。
さらに、松村はグループ活動への強い思いがありながらも、5月にファッション誌「CLASSY.」(光文社)のインタビューで「帰る場所はグループだってよく言われるけど、帰ってくるところは一個人としての松村北斗じゃないと、グループに甘えすぎじゃないかなと僕は思うんです。図式としては芯に松村北斗があって、そこからグループやお芝居やエッセイなどの仕事が一つ一つ独立して繋がっているようなイメージ」と語っており、彼が考えるグループとの関係性は二宮の独立パターンと重なる部分が大きい。
この状況にネット上のSixTONESファンも動揺しており、SNSでは「ニノが独立って聞いて、北斗はどうなるだろうって真っ先に思った」「二宮くんのパターンが許されるなら、俳優として成功してほしいから北斗も独立したほうがいい気がする」といった声が少なからず上がっている。
はたして、松村はどんな選択をするのか。さらに、俳優業中心の旧ジャニーズ所属メンバーとして、生田斗真、風間俊介、木村拓哉らの動向も気にかかる。いずれにしても、二宮の独立によって新たな選択肢が生まれたのは大きな意義があり、所属タレントたちの今後の動きに影響を与えそうだ。