チョー人気だった水泳の北島康介の実家で、東京・日暮里にある精肉店『北島商会』が、コロナ禍で取引先が減少したため、昨年末で店を閉めたと新潮が報じている。

 アテネ五輪、北京五輪の平泳ぎ2連覇を達成した時には、ここのメンチカツを買おうとする客が道にあふれ、警官が交通整理にあたったという。

 何しろ、1日で1個180円のメンチカツが3000個売れた日もあったというのである。

 一時は、大手百貨店や羽田空港でもメンチカツサンドを売るほどだったが、もともとここは、小売りではなく、卸がメインだった。

 病院の介護食や学校の給食にも使ってもらっていたのだが、コロナで得意先が減り、店を閉めざるを得なくなってしまったというのだ。