今年も豊洲でマグロの初競りが行われ、青森県大間市の212キロのクロマグロが3604万円で競り落とされた。
文春は先日、大間のマグロは産地偽装の疑いありと報じた。そこで、このマグロを獲った伝説の漁師・竹内正弘(71)の家に行って、その疑問をぶつけたという。
竹内の家は、延床面積は500平米近い壮大なお屋敷。玄関には大理石がちりばめられ、食事中だったが、招き入れられた。
アワビやカニが並び、赤ワインを飲みながら語ってくれたというが、部屋には記者が見たこともない大きなテレビがあったという。
竹内は大間沖ではもうマグロは獲れない。そしてこういったそうだ。
「悪いけど、漁協の大間のステッカーより、俺の船のステッカーの方が有名だからね。大間の船で冷凍機をつけているのは俺だけだよ。そうやって工夫して高く売れるように頑張っているんだ」
彼は7回も初競りのマグロを獲っているという。
私はマグロには何の関心もないからどうでもいいが、関サバもそうだが、ブランドなんか作らなくていい。そこそこうまければいい。今度は、どこどこ産のサンマというのが出てくるのだろうか。