サイババの名前が出てきたのは、紅白で2回目の出場を果たした藤井風(25)というシンガーソングライターの歌詞や歌の題名に、サイババの言葉がちりばめられているというので、宗教二世たちが中心になり、「アルバム名や歌詞がサイババの思想であることをファンに伏せたまま音楽活動を行うことは、いわば“ステルス布教”です。聴き手は知らぬ間に、サイババ思想の入り口に立たされている。こうしたプロモーションのやり方に抗議し、他のファンの意見を募っているのです」と批判したからである。
サイババと統一教会を一緒にするのはどうかとは思う。藤井がいっているのは、「あなたはわたし、わたしはあなた」という歌詞ぐらいで、どうということはないと思うのだが。
こうしたことも、統一教会問題が起こらなければ問題にもならなかったのだろうし、サイババもビックリ、というところか。
どんな宗教も、いいことをいっているのだ。だが、それを金儲けのために口から出まかせにいっているところが、いい宗教と悪い宗教との分かれ目だ。
サイババにはまったく関心はないが、それほど目くじらを立てる内容ではないと思うが、いかがだろうか。