上沼恵美子、漫才師時代の悔しさ明かす「楽屋の規律もむちゃくちゃ」

 女性芸人の実情といえば、5日放送の『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)で、上沼恵美子が自身の漫才師時代を振り返る場面があった。

 番組では、相次ぐ性的強要疑惑報道について、共演者のシャンプーハット・てつじが「今まであったことが全部崩れていくというか、常識が常識じゃなくなってきてますよね」とコメントすると、上沼恵美子が「常識やなかったのが、常識になっただけのことやで」とぴしゃり。

 「楽屋の規律もむちゃくちゃ」だったとコンビ時代振り返った上沼は、地方営業の大部屋の隅で相方(姉の海原万里)と着替えていた際、男性芸人から「何、色気出しとんねん! 女芸人は堂々と男の前でも裸になって着替えい」と言い放たれたことを明かし、「その時(時代)やから『私、何も思えへんかったわ』っていうのは絶対ないですからね。やっぱり昔だって嫌なものは嫌、恥ずかしいものは恥ずかしい」「思い出すと涙が出て、もういっぺんやり直したいなと思いますよね。(人生を)巻き戻したいな」「『あれが肥やしになって、今の私があんねん』って思うとこが1ミリもないもん」と悔しさをにじませた。