たかまつなな、芸能界での性被害告白

 「高校生の頃、お笑い芸人になった」というたかまつは、「芸能界にある性加害に驚きました。楽屋や打ち上げで女性の先輩が胸を揉まれている光景を何度も見ました。私自身、性被害にあったこともあります」と告白。

 しかし、被害を訴えたら「面倒なやつだと思われる」と思っていたそうで、「自分の夢を人質にされ、そのような被害に対して声をあげることができず、他の人の被害にも見てみぬふりをしてしまいました」という。

 さらに、「このような遅れた芸能界を変えられなかったこと、声をあげなかったことを後悔し、これからの芸能界を目指す子どもたちのためにも変えていきたい」というたかまつは、「#芸能人を守る法律を作ろう」という署名活動を始めたことを報告。

 この署名を始めた経緯などを説明するため、本日9日、ジャーナリストの松谷創一郎氏、元ジャニーズJr.・二本樹顕理氏らとともに記者会見を開くことも告知した。

 この投稿に対し、ネット上では「普通の社会に置き換えたら、仕事中にセクハラが行われてるってことでしょ? 考えられない」と衝撃を受ける人がいるほか、「村社会の芸能界を浄化してください。応援しています」といったエールも寄せられている。

 一方で、「『私も被害に遭いました』と言いつつ、たかまつさんでさえ加害者の名前を出せない空気感を、果たして法律で変えることは可能なのか……」と変化の難しさを指摘する声も見られる。