26歳のときに不動産業界に飛び込み、数年後に自分の会社を設立するが、やがてバイアウトして資金を獲得。現在は池袋のタワマンに住み、YouTuber「池袋大関CH」として活動する傍ら、バク転教室も運営。ジャニーズのタレントらにバク転を指導する役として、たびたびメディア出演も果たしている。

 そんな2人は一昨年、アウトロー系YouTuber界隈の共通の知人を介して知り合ったようだ。当初は互いの生配信を行き来したり、大関が主催する復興支援ボランティアに西山も参加したりと、友好的な関係だったが、昨年の夏から「大関は腹黒い」ということを理由に、西山が大関を敬遠するように。そして、その後も西山が大関の批判を続けたため、大関が逆ギレ。自らの配信上で、西山の女性関係や個人情報を暴露するなどの過激な反撃に打って出たため、関係がますます悪化していった。

 そして昨年末、「大関殺害予告」とも取れる西山の音声がネット上に出回ったことを受け、大関は警察に相談したことを明かすとともに、「スパーリングで決着をつけよう。今すぐジムに来い」と西山に持ちかけた。しかし西山はこれを拒否し、「来年7月の『益荒男』のリングで決着をつけよう」と提案。大関は「7カ月後は遅すぎる」としながらも渋々これを飲み、今日に至ったというわけである。

 試合が決まってからの7カ月間、大関は持ち前の資金力と行動力を武器に、週6ペースで格闘技ジムに通ってパーソナルトレーナーの指導を受けつつ、練習試合もこなし、さらにはタイへムエタイの修行に出かけるなどの本格的なトレーニングを積み重ね、その様子をYouTubeでつぶさに報告し続けてきた。