西山と大関の因縁

 まずは、両者の人物像と関係性を簡潔に紹介しておこう。

 西山は10代の頃、関東連合に属する「鬼面党」という暴走族のリーダーに。主に渋谷などでケンカに明け暮れ、少年院に収監されたこともあるという。

 一昨年、あるYouTuberの生配信に乱入したことから人気を博し、昨年より「鬼緑味噌鬼」として自身もYouTuberデビュー。「俺と会えるのか?」「乗っ込んでやるよ」などの威勢のいい啖呵を武器に、数々のYouTuberと舌戦を展開。性格は短気で手も早いと言われているが、YouTubeでの言動を見る限り、仲間思いの一面もあるようだ。

 一方の大関も、元不良である。中学時代は池袋にある「中央競馬会」という不良チームに所属。本人いわく「ケンカは弱かった」そうだが、特攻隊長的に殴り込みをかける場面も多かったとか。また、当時は覚醒剤をはじめとする各種麻薬に溺れていたという。中学を卒業後に闇金融の幇助罪で逮捕された過去も。