その一方、毎年恒例の『チャリティー笑点』のコーナーでは、林家木久扇とペアを組み、「木久扇さんは私のモノマネが得意である」とのお題の流れで、「では私が代わりにやらせていただきます。『芦田愛菜だよ』」と、やしろ優のネタを自ら披露してみせるお茶目さを発揮。さらに、チャリティーマラソンのゴール直前にZARDの「負けないで」を出演者たちが合唱するシーンで、ひとりだけフライングでサビを歌い出してしまい、思わず照れ笑いするシーンも「かわいすぎる!」などと話題になった。

 芦田は番組の進行やロケでも達者ぶりが際立ったが、お茶目さがあるのでまったく嫌みがない。結果、賛否が起きやすい『24時間テレビ』において、ほぼ唯一といってもいい「好感度爆上がり」状態となったようだ。

 芦田といえば、放送中の『最高の教師』に準主役級の役柄で出演し、圧巻の演技力を披露して改めて俳優としての実力の高さが再認識されたばかり。ニホンモニターが発表した「2023上半期タレントCM起用社数ランキング」では契約社数15社で2位になるなど、抜群の清潔感によって広告人気もトップクラスだ。

 天性のチャーミングさで何をやっても好感度が上がるうえに努力家で確かな実力を持っており、野球でいえば大谷翔平クラスの「無敵」の存在となっている芦田。まだまだ底が見えない彼女の快進撃はどこまで続くのか、今後も注目したい。